2023年7月24日月曜日

棟上げ工程

 長らく意匠設計の仕事をしていますが、何度体験しても棟上げの姿を見たときは、感無量。組み上がった多くの柱・梁は化粧でそのまま室内に現しになります。そのため、極力木材同士の接合金物が視界に入らないように配慮しました。

 コンパクトながら在来木造の素朴な力強さを表現する架構になりました。

屋根工事、外壁工事、内装工事、設備工事…等々とあっという間に進んでいくので今後も気が抜けません。







2023年7月10日月曜日

基礎の鉄筋工事からコンクリートの打設の工程

今回の敷地は南北ともに道路があるため二方向道路に該当し、建ぺい率の緩和が適用されました。本来なら建ぺい率60%のところ70%で計画しています。10%お得。

数値上は敷地に3割余白ができてるはずなんだけど、こうしてみてみると割といっぱいいっぱいに建てる感じ。


今回は南北とも前面道路が幅員2メートル強ととても狭いのでそれに伴って道路斜線制限も厳しいものになります。建築物の高さを抑える必要があり、その解決策として1階に床下は作りません。

ベタ基礎の底盤の上に直接1階床の内装仕上げをして、床下高さ分、室内天井高の有効寸法を稼ぐ作戦です。

枯れた設計上のアイデアですが、狭小地での計画の際には非常に有効です。



2023年6月4日日曜日

神戸 元町 M邸 新築工事と改修工事 

 神戸元町駅から山手方向へ15分ほど歩いたところ。









今回の計画地は昔から住宅が密集していたであろうそんな場所にあります。

学生時代からの友人Mさんからご依頼をいただいて、現在のお住まいの戸建住宅の改修工事とその隣に取得されている更地への新築工事それぞれの設計を行いました。















先日、新築と改修計画、両案件の実施設計が終わり、ご紹介した工務店との工事契約も済ませていただきました。
翌週より着工です。

2019年8月25日日曜日

みんな大好き沖縄観光名所

6月に人生初の沖縄旅行に行ってきました。
沖縄本島の比較的ベタな観光地を巡る旅でしたがそのなかでも隠れた名所を何点かご紹介したいと思います。

まずは「やちむんの里」
読谷村に位置する陶芸窯元が軒を連ねる一帯です。やちむんとは琉球王国時代から日本本土や中国からの影響も受けつつ現代まで連綿と続く沖縄独自の陶芸です。工房それぞれの登り窯と陶器を販売するショップと陶芸家の自宅が点在し散策するだけで感性が刺激される不思議な集落となっています。工房のショップで色使いのかわいい箸置きを見つけたので自分用おみやげとして買い求めました。


次は首里城見学の帰りに入った「琉球茶房あしびうなぁ」
古民家をリノベーションした琉球料理が楽しめるレストランです。首里城から徒歩5分程度。県立芸術大学キャンパスの向かいにあります。
お城にほど近いことからよほど位の高い方の邸宅だったと思われます。
縁側に腰を下ろして庭を臨む席に案内されたのですが大和の国の木造建築とはDNAが少し異なる設えの中に身を置くと“見たことあるけど見たことのない”風景…。生演奏の三線の音色と黄昏時の白熱電球の明かりのせいもあって黄泉の国と現世のはざま、夢幻の世界にいるような浮遊感がありました。おいしい沖縄料理と相まって貴重なひと時を堪能しました。

そして「斎場御嶽(せーふぁうたき)」
御嶽(うたき)とは現地の言葉で”神が降臨する場所”です。点在する御嶽のなかでも最も神聖な場所とされているそうです。
 しばらく鬱蒼と濃い緑が繁茂する森の中を歩きます。そして巨石同士がもたれかかってる岩の裂け目を抜けるとそこに突然広大な海。南国の太陽光に満ちた小さな礼拝の祭壇に出てきます。そこまでの道中、ダイナミックな空間の強弱を経ることによって当時の神職者たちは神の存在を真に感じられるような仕掛けをこの場所に見出したということでしょう。


最後におまけで那覇空港内にある「ポーク玉子おにぎり」のお店。
スパムと玉子焼きを具材にした暴力的な美味さ。ヤマトンチューの皆さんも機会があれば一度ご賞味あれ。


2019年5月11日土曜日

ワークマンプラス

甲子園球場の阪神VS中日のデーゲーム目当ての方々の人波にもまれながら、ららぽーと甲子園店に3月にオープンした今話題のWORKMAN Plus+へ行ってきました。
現場調査の際に着用するタフでお洒落で機能的なアイテムなどお値打ち品が山盛り!
色々仕入れて帰ってきました。


2019年3月14日木曜日

木下大サーカス






梅田で先日まで開催されていた木下大サーカスを観てきました。
サーカス初体験は少々張り込んで最前列の指定席!
かぶりつきド迫力の席でアクロバットやジャグリングなど超人技の数々を堪能しました。

ちょっと早く着きすぎて待ち時間にいただいたタピオカミルクティーも美味かった。



2018年12月3日月曜日

指導員としてホームインスペクター養成合宿に行ってきました





私が所属するホームインスペクションを専門に行う組織、インスペクション関西LLP主催で2泊3日のホームインスペクター養成合宿を催しました。今回で三回目となります。
少人数の受講生と私他三名のインストラクターが寝食を共にして密度の濃いカリキュラムを提供しています。実践前に間違えて失敗しておく場を提供する、をテーマとしています。
会場は滋賀県長浜市にあるインスペクション関西LLP組合員の会社が所有する木造一戸建て住宅のモデルハウスです。築11年とぱっと見はきれいな外観なのですがよく目を凝らしてみると経年劣化による事象がちらほらと見られる教材にするには最適な物件です。
今回の受講生は三名。遠路はるばる三重県津市から、そして長野市からやってこられた二名を含みます。熱意に頭が下がります。

1日目:朝-ホームインスペクターとしての心構えと具体的な業務の手順説明の座学・昼-会場のモデルルームを使用したホームインスペクション基礎編・夜-報告書の作成指導
2日目:朝-小屋裏、床下進入の実践・昼-インストラクター自宅を使用したホームインスペクション応用編・夜-報告書作成の実践
3日目:朝-前日から引き続き報告書作成・昼-インストラクターを依頼主に見立てたロールプレイによる接客指導と報告書の添削、修了証授与式と記念撮影

…以上のようなスケジュールです。遊びの要素は全くなし。文字通りの”強化合宿”です。
とくに経験の少ない初心者インスペクターにとって小屋裏や床下への進入は恐怖感が伴います。身のこなし方を一度体験しておくだけでも実際のインスペクション業務に臨むための大きな安心感につながります。足元の悪い小屋裏では梁の上に体重を預けてより深く進んでいき、なおかつ木材やそれらを接続する金具、雨漏りなど不具合がないか注意深く観察し写真を撮影するには一朝一夕では身につかない経験が必要となります。床下では給排水管や床を支える木材、基礎に不具合がないか観察しながら奥へ奥へと進むのです。インストラクターが先に進入して経路を確保しておいたとしても床下の高さが40cmにも満たない薄暗い空間を匍匐前進で進入していくのは想像するより重労働です。受講生の皆さんは心身ともに大変お疲れだったことと思います。技術と志の高いホームインスペクターを増員していくことはこれからのストック活用型の日本の社会を作っていくために急務となっています。その一端をお手伝いできたのではないかと自負しています。

2018年11月20日火曜日

京のかたな

京都国立博物館で興味をそそる展示があったので行ってきました。
大人気らしく入場制限30分待ち。




数多くの名刀が薄暗い展示室のスポットライトに照らされて怪しく輝く様がまことに美しい!
間近で見る研ぎ澄まされた刃をみていると、この中には相当数生き血をすすった妖刀もあるのではないかと思い得も言われぬ震えがこみあげてきます。
用の美を超えた洗練の極み。権威と強さと美が不可分な時代においての素晴らしい曲線の数々に感銘を受けました。

ちなみにランチした七条通の喫茶店アマゾンの玉子サンドはうまい。



2018年11月11日日曜日

ボヘミアンラプソディ

観てきました。Queenとフレディマーキュリーの自伝的映画です。
フレディが嫁はんにゲイであることを看破されてから一転、理髪店の見本みたいになるあたりからが本当にアツい!
今年観た映画の中でいちばんおもろかった。

2018年5月28日月曜日

くろんど池のほど近く

ちょっとしたご縁でJima建築デザイン東島鋭さん設計の住宅のお手伝いさせていただきました。生駒市内の住宅です。
昨日、オープンハウスということで行ってきました。
浴室・トイレ以外はすべて室内空間が連続し、庭に向かって視界の広がる”開放感”のお手本のような設計でした。






2018年4月10日火曜日

5月20日に講師をします。大阪市立住まい情報センター主催のイベントで。

大阪市立住まい情報センター主催のイベント「自分で診てみる、やってみる「住宅診断入門」が5月20日に開催されます。



”住宅診断チェックシートを使って、自宅の自己診断をやってみよう!実際に空き家を見学し、インスペクションの実演をして、将来、自宅にどんな問題が起こりうるか、メンテナンスに役立つ知識を身に付けましょう。”とご紹介いただいてます。

https://www.sumai-machi-net.com/event/portal/event/32872

https://www.sumai-machi-net.com/event/images/upload_files/event/32872/event_file/5ab8428117e02.pdf

そこでワタクシ講師の大役を仰せつかっております…。
企画提案の段階から関わらせていただいていろいろと下準備作業に奔走中。

ご興味のある方は是非、先のリンクから参加のお申込みをお願いします。



2017年12月14日木曜日

六甲枝垂れ

少し前になりますが今年の夏に”六甲枝垂れ”に行ってきました。三分一博志さんという建築家が設計された展望台です。
六甲山の上に建つこの施設はステンレスパイプを多用したメッシュによる樹木の梢の様な姿が印象的です。
この場から見下ろす神戸の街の眺めが素晴らしいのはもちろん、さらにひんやりと涼しさを感じる展望台の内部に入って螺旋のスロープを下っていくと天窓から細く射し込む日光をキラキラと反射する水盤がありました。
風、光、水…自然を感じさせる原始的な要素や下ったり上ったりの体験によって六甲山のこの場所を訪れた思い出が深く記憶に刻まれました。
 転じて家づくりを考える際にも無意識に訴えかけてくる原始的な感覚を大切にしてプランニングを行うと飽きのこない味わい深い空間性を住まいに取り込むことができます。





2017年11月20日月曜日

関西住宅ストック維持向上促進協議会の消費者セミナーの企画立案、ディレクターと司会をしてきました。

昨日は大阪の淀屋橋近藤ビル6階で「これからの住まい、失敗しない売り方・買い方・活かし方」というセミナーの企画立案・ディレクター・司会の三役をやってきました。
お忙しい中、たくさんの方にお集まりいただきました。つたない司会で平身低頭。




2017年10月28日土曜日

日本住宅会議会報2017.10号に寄稿しています

「ホームインスペクションと既存住宅の有効活用について」と題して私が執筆した論評4ページを日本住宅会議の会報に掲載いただきました。
建築設計に携わる者として、また住宅診断に携わる者として今後活用が期待される既存住宅にどのように関わっていけばいいのか書いてます。手に取る機会があればぜひご一読ください。
ものすごい名文。




 

2017年8月28日月曜日

神戸R不動産によると”山頂の異端児”だそうです。

神戸R不動産掲載物件。

インスペクション関西のメンバーでもある鶴谷さんより応援要請をいただいて六甲山にある、かつて企業の保養所だった物件に実測調査に行ってきました。
あるお客様が個人で買い取って自宅として使われる予定です。

玄関前の屋外テラスから周囲の森を眺めることができるのびのびとした平屋です。

なんといっても晴天の真夏日なのに涼しい!
しばらく空き家だったみたいでそれなにいたみは見られましたが空間の作りの品の良さを感じました。
手を入れれば素晴らしい”森の家”になりそうな予感です。






2017年8月10日木曜日

測って測って測りまくる。利活用に必須!実測調査と現況図面の作成

空き家の活用のご相談をお受けするようになって久しいですが、築年数の古いものだと設計図面がほとんど残っていない場合が多いです。

改築して間取りを変更したり使い勝手を向上する、あるいは耐震性を上げるための工事を施そうにもまずは設計図面がないと計画が立てられません。

とくに民泊への転用など関連する役所への申請図書の提出が必要になる利活用の場合は、正確な現況図面が必須となります。

そういった事情からか最近、よく築年数の古い住宅の現場実測と現況図の作成の業務をさせていただいております。






 木製の竪格子など細工の細かい、梁や柱が現しになった古民家は現場での実測調査に時間がかかりますので2~3日現場調査日の確保をお願いしています。30坪程度のハウスメーカーや建売の戸建て住宅ならだいたい丸1日で調査が終わります。

 平面図・立面図・断面図と作成するのに7~10日程度いただくことが多いですね。

 ホームインスペクションのそのあとに手を加えての息の長い物件活用をお考えの際にはあわせて現況図面の作成もご検討ください。

※完成した図面の参考例はこちら

2017年6月4日日曜日

アーキテクトキャラバン30号編集会議

奈良と大阪の建築士有志の勉強会「アーキテクトキャラバン」
季刊でリーフレットを発行しています。
今回は第30号の編集会議というお題目ですが、どちらかというと付帯する勉強会の方がメイン。
土地家屋調査士の竹村氏と司法書士の樋口氏にお越しいただいて建築士とは近いようで実はあまり知らないそれらのお仕事の内容をレクチャーしていただきました。



いい感じで日暮れが近づいたところで松村さんのタマシイのこもった自作の農小屋ファーマーズハットでバーベキューになだれ込む。
もうすぐ梅雨。