2019年8月25日日曜日

みんな大好き沖縄観光名所

6月に人生初の沖縄旅行に行ってきました。
沖縄本島の比較的ベタな観光地を巡る旅でしたがそのなかでも隠れた名所を何点かご紹介したいと思います。

まずは「やちむんの里」
読谷村に位置する陶芸窯元が軒を連ねる一帯です。やちむんとは琉球王国時代から日本本土や中国からの影響も受けつつ現代まで連綿と続く沖縄独自の陶芸です。工房それぞれの登り窯と陶器を販売するショップと陶芸家の自宅が点在し散策するだけで感性が刺激される不思議な集落となっています。工房のショップで色使いのかわいい箸置きを見つけたので自分用おみやげとして買い求めました。


次は首里城見学の帰りに入った「琉球茶房あしびうなぁ」
古民家をリノベーションした琉球料理が楽しめるレストランです。首里城から徒歩5分程度。県立芸術大学キャンパスの向かいにあります。
お城にほど近いことからよほど位の高い方の邸宅だったと思われます。
縁側に腰を下ろして庭を臨む席に案内されたのですが大和の国の木造建築とはDNAが少し異なる設えの中に身を置くと“見たことあるけど見たことのない”風景…。生演奏の三線の音色と黄昏時の白熱電球の明かりのせいもあって黄泉の国と現世のはざま、夢幻の世界にいるような浮遊感がありました。おいしい沖縄料理と相まって貴重なひと時を堪能しました。

そして「斎場御嶽(せーふぁうたき)」
御嶽(うたき)とは現地の言葉で”神が降臨する場所”です。点在する御嶽のなかでも最も神聖な場所とされているそうです。
 しばらく鬱蒼と濃い緑が繁茂する森の中を歩きます。そして巨石同士がもたれかかってる岩の裂け目を抜けるとそこに突然広大な海。南国の太陽光に満ちた小さな礼拝の祭壇に出てきます。そこまでの道中、ダイナミックな空間の強弱を経ることによって当時の神職者たちは神の存在を真に感じられるような仕掛けをこの場所に見出したということでしょう。


最後におまけで那覇空港内にある「ポーク玉子おにぎり」のお店。
スパムと玉子焼きを具材にした暴力的な美味さ。ヤマトンチューの皆さんも機会があれば一度ご賞味あれ。


0 件のコメント:

コメントを投稿