現在、このお宅は売主様が居住中のため、極力おじゃまにならないように手早く調査する必要性もあって前回と同じく増谷建築設計工房の増谷くんとの共同で行いました。
坂本は劣化診断を、増谷くんは耐震診断と分担しました。
床下の診断も行いました。
断熱材や防湿コンクリートも十分機能を発揮しているようで概ねよい状態のようです。
涼しい。
特に気になったのは外壁材(サイディングと言います)に浮いている箇所が数箇所見受けられました。美観上も気になりますが何より外壁の脱落や雨水の侵入などにより壁内の劣化の原因となりますので早期に修繕されることをお勧めしました。
屋根裏の調査中。構造材の接合部の金物が小さいものが使われていました。
法規の改正前に竣工したものですので手抜き工事や異常劣化というわけではありませんが現行法規下で施工されたものに比べると若干見劣りしますね。
しかし、この日は曇りでさほど気温は高くなかったのですが、さすがに熱がこもって暑い・・・。
クライアントに先日報告書をお渡しし、内容をお伝えしてきました。
売買ご契約前に家屋の状態を十分把握することができたということで喜んでいただけました。
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